この体験談は、HOGOINU LANDの体験談募集フォーム「シェアWan」を通じて、tabewanaさんからお寄せいただいたものです。
HOGOINU-DATA
犬種:雑種
保護現場:野犬(保健所収容)
当時の年齢:0歳
「明日までの命」だった小さな命との出会い
tabewanaさんの愛犬・ロウ(雑種・7歳)との出会いは、山口県の保健所からでした。
友人が、期限が明日までと迫っていた一頭の子犬を引き出してくれたことがきっかけです。ちょうど犬を迎えたいと考えていたタイミングにぴったりと重なり、ロウは家族の一員になりました。

まだ小さく、警戒心の強い表情を浮かべたロウの姿からは、これから始まる新しい暮らしへの緊張が伝わってきます。
家に来た当初は、テーブルの下から出てこなかった
迎えたばかりのロウは、テーブルの下や部屋の隅で、体を小さく丸めてじっとしている状態が続きました。散歩に誘っても、うまく歩くことができなかったといいます。
それでもtabewanaさんは、毎日欠かさずロウと触れ合い、散歩に連れ出すことを続けました。焦らず繰り返した日々の中で、ロウは少しずつ「楽しいこと」を覚えていったそうです。
いたずらの時期を越えて、向き合えた時間
順調なことばかりではありませんでした。お留守番中のいたずらに、何度も頭を抱えた時期もあったそうです。
けれど今振り返ると、tabewanaさんはこの時期を「お互いに向き合えた時間だったのかもしれない」と語ります。困った出来事も、ロウとの関係を築く過程の一部だったのだと感じさせられるエピソードです。

ドッグランで走り回る姿、家族を待つしぐさ
今のロウは、ドッグランで楽しそうに走り回り、他の犬とも仲良く過ごせるようになりました。

家族の誰かが出かけると、玄関で待っていたり、クンクンと喉を鳴らしたりする様子も見せるといいます。tabewanaさんは、そんなロウの姿に「仲間、家族と認識してくれているのが嬉しい」と話してくれました。
子犬から今まで ― 少女とともに育った7年間
ロウの成長を振り返るとき、tabewanaさんの元には、ある女の子と一緒に写った写真が何枚も残っています。
まだ膝に収まるほど小さかった子犬時代、隣で寄り添っていた少女は、7年の歳月を経て、今では制服姿でロウと肩を並べています。

命の期限が明日までと迫っていた小さな子犬が、家族の時間の中でともに大きくなっていく ― ロウの7年間には、保護犬を迎えるということの意味が、静かに、しかし確かに刻まれています。


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